1. 旅のきっかけ
旅行に行こうと思ったきっかけは何だったのか?今考えるとサイパンでなければならない理由は特になかった。
2ヶ月前の10月に久しぶりの海外(グアム)へ出掛けてみて、またすぐに旅行に行きたいなぁ〜と思ったのが始まりかもしれない。グアムには3泊4日で行ったが、金曜日の夜に出発して月曜の朝に戻ってくるパターンだったので土日の休みを利用すると会社は半休を2回、実質有給休暇を1日使うだけで行けるのがよかった。値段は時期にもよるが1人4万前後だし、こんなに気軽に行けるならまたすぐに行こうということで場所を吟味し始めた。再びグアムでもよかったが、何年か前にも行ったことがあるのでとりあえず4日で戻ってこれて、海で泳げる別な場所を探した。
まずセブ島が目にとまった。シャングリラというホテルがよさそうだった。海も悪くなさそうだったが夜出発して朝戻ってくるパターンでは渡航できないようだった。次は以前行ったことのあるケアンズとグリーン島を考えた。2泊4日というプランがあったが、かなりスケジュール的に無理があった。
またグアムにするか・・・と某旅行会社のホームページを覗いたときに初めてサイパンが目に入った。旅行会社のパンフレットにも、グアムとサイパンは一緒に掲載されていることが多いので最初から候補になっても不思議ではなかったが、グアムに比べてお店や繁華街が少なく何もないイメージがあったのと、海も期待するほど綺麗ではないだろう、と思っていたので興味がなかった。調べてみるとマニャガハ島という島は綺麗らしいし、グアム同様に短時間で行って戻ってこれる。そして旅行費も4万円台で済むことがわかった。近くて安いならそれにこしたことはない。そんなわけで12月初旬にサイパンへ行くことを決めたのだった。
2. 出発の日
あっという間に1ヶ月が過ぎて出発の日を迎えた。金曜日、仕事を午前中で終えて一度自宅に戻る。荷造りは前日に済ませていたので、一休みして午後4時をまわった頃に車で成田空港へと向かう。渋滞を予期して早めに出たのはよかったが渋滞に巻き込まれることもなく午後5時前には予約していたパーキングに着いてしまった。出発まで3時間半近くあるが空港での待ち時間はいつもあっという間だ。たくさんの旅行者、繰返し流れる場内アナウンス。ここにいるだけで旅への期待が膨らみ、気持ちも高揚してくる。今回は成田からの直行便ではなく、グアムで乗り換えてサイパンに行くパターンだ。航空会社はどちらもコンチネンタル航空で、成田発着便は定刻通り午後8時半に出発した。
3. サイパン到着
搭乗率はまずまずだったがグアムへ行ったときに比べると、若干空いていたかもしれない。午前0時頃にグアムに到着。サイパンへの乗継ぎ便が発着するまでには50分程あった。深夜便ということもあり、乗継ぎ便を待つ人は少なかった。
午前0時50分頃に乗継ぎ便がサイパンに向けて出発した。飛行機は若干小さめで、シートは中央の通行路を挟んで左右に3席ずつ並んでいた。まぶたが重たくなってきた頃に飛行機はサイパンに到着した。午前1時半、現地時間で午前2時半を過ぎたところだった。今はあまり感じないが、初めてサイパンに行ったときは、入国審査にもの凄く時間かかかるなぁ、と思った。たまたま並んだ列がそうだったのかもしれないが、
とにかくここを通過するのには待たされた。
入国審査を通過し、荷物を受け取りいよいよ空港の外へ。夜中でも外はやはり熱気がある。ツアー会社の迎えを探してバスに乗り込む。他に5組のツーリストを乗せてバスは出発した。窓越しに外を見ると外は静粛に包まれている。空港から街へ近づくにつれporkerやコンビニなどの電飾が目につくようになる。12月という時期もあり、クリスマスにちなんだものもあった。10分程してバスはまずP.I.Cホテルに到着。次に今回の宿泊先であるサイパンダイヤモンドホテルへ。係の人からキーをもらい部屋にチェックインしたときには既に午前3時をまわっていた。
ようやく着いたという感じで手荷物を下ろし、部屋を見る。広さ的には充分だし壁紙なども落ち着く色だった。今ならすぐ寝れそうな程、疲れもピークに達していたが、なんとなく海を見ておきたかった。
ホテルは全室オーシャンビューで、部屋にはテラスがある。カーテンを開けてテラスにでると真っ暗で静寂な波の上に浮かぶオレンジ色の満月があった。なんとも言えない光景に圧倒された。このときから既にサイパンは僕の中で特別な場所になっていた。
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