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8月4日、今年で3回目を迎えるグアム・スピアフィッシング大会が開催されました。グアムからは13チーム26名、サイパンからは初めて2チーム4名が参加しました。
この大会は、グアムスピア協会会長のジェームス・ボーハ氏の「ビギナーでも楽しめる大会に」という考えのもと、チームカテゴリーは獲れた魚の総重量(450g以下の魚は除外)を競うのではなく、最も大きな2匹でその重量を競うという、運が良ければビギナーでも玄人に勝てる、特別なルールが定められています。個人カテゴリーでは、ブダイ、テンジクイサキ、テングハギ、ミヤコテングハギの各4種で最大の魚を獲得した人が各タイトルを手にします。
時折の豪雨に見舞われながら、朝6時半に準備が整ったボートから出港。保護区域以外はどこへ行っても自由ですが、午後3時に帰港しなかったボートはその時点で失格となります。
4名を載せたサイパンチーム専用のクルーザーはグアム島の北端、リティディアン岬に向かいました。楽しむのが第一とは言ってもそこは競技。日本では“マイナーな趣味”くらいの認識しかない『素潜りの魚突き』ですが、ミクロネシアでは競技の花形で、大会前の週にはサイパン新聞でも史上ないくらいの特大カラー写真で4名の参加が2度に渡って掲載され、怪しいガンケースをかついだ僕達が、グアムの税関でも異例の歓迎を受けたほどでした。
そんな期待に応えたく、1秒でも早くエントリーしてチャンスを伺います。
サイパンチームがエントリーしたエリアは速い流れと、加えて緩やかなダウンカレント(水底に向かっての流れ)があるところで、水深12〜20m前後での開始でした。数少ない良いターゲットを見つけても、岩にしがみついていないと流されてゆきます。基本的には安全のため、相方と交互に2分潜って2分休んでまた2分潜るというダイブを繰り返します。もう少し長くいる場合もありますが、今日は水深20mからの浮上がダウンカレントのせいで25mくらいからに感じるので、2分を過ぎたら上がるようにしました。
開始から3時間、北端に近づく頃、流れにも慣れてようやく調子が出てきました。いいサイズのブダイを立て続けにヒットします。しかし、賞をもらえそうなブダイは3分近く水底で頑張っても射程には入ってくれませんでした。
そして岬を越えたところで、サンゴの少ない岩盤で透明度も落ち、魚も一層少なくなりました。透明度が落ちると大物と思いがけず遭遇できることがあるので良い方向に受け取ってしまうのですが、ここで続けたことがのちに自分達には大きなロスとなりました。ここで費やした約1時間半、チームは1匹もまともなサイズの魚を見ることもなかったのです。
この後、場所を変えて2時間ほどやり、2時半頃に会場となったマリーナへ戻り、各チーム2匹ずつを提出して全員の帰還と計量を待ちます。その間、特設テントではBBQが振舞われ、参加者やギャラリーの会話が弾みます。獲られた魚は、ボランティアをしてくれたキャプテンや会場となったCOOP,又は家族に与えられました。グアムのフィッシャーマン達と談笑したり新聞の取材を受けたり、皆で記念撮影などをして楽しい時間を過ごしたあと、結果発表です。サイパンチームのフランクとトニーは7位に、フェリックスと僕は5位に入り、賞品のスピアDVDやTシャツ、キャップなどを頂きました。1位は42.5ポンド(約20キロ)のロウニンアジを仕留めた初参加の新人、ジェシー・アグオンとマイク・キャシディ組でした。
大会終了後、グアム・スピア協会会長のジェームスとは、引き続き、グアム〜サイパン間の大会交流と共催などを通じてレベルアップを計り、国際大会などへの参加に向けてお互いが協力しあうことを約束しあいました。
何より楽しい仲間達と、人種や年齢を越えて楽しめた、とても有意義な大会でした。暖かく迎え入れてくれたグアムの仲間達に感謝します。
主催:マリアナス・アンダーウォーター・フィッシング・フェデレーション(MUFF)GUAM
会長:ジェームズ・ボーハ 副会長:ケネス・ボーハ
協賛:バドワイザー、GUAM COOP、FOKAI レポート アクアスミス 浅井
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